摩周湖は満天の星だった。
私はある医療系の仕事のため、月に一度程度、世界遺産「知床」の羅臼に出向している。
8月下旬、この準定期の仕事を終えてから、知床や摩周湖付近など、道東にちょっとした取材の旅をした。
実は11月末からコニカミノルタプラザ”満天”で、ヒーリング番組「オーロラダンス」がスタートするのだが、このためにどうしても撮っておきたい映像を撮影する目的があったのだ。
しかしそれは、天候がすっきりしてくれないと撮りにくい対象である。
一応、一週間をこの取材のために当てていたが、全うできるだろうか・・・
二晩、知床峠で満天の星空を狙った。
ところが、下界は晴れているのだが、知床連山の上の方は、見事に雲がべっとりへばりつき、二日間その傾向が変わることが無く、峠付近は視界のきかない雲の中だった。

気晴らしに、知床五湖を散歩する。

この季節、観光客が多く、正直言ってこの辺を散歩したくらいでは、知床本来の自然の静けさを楽しむことは出来ない。
ここ知床に限らず、今ではほぼ北海道全域にエゾシカが見られる。
ちなみに数年前、札幌市中央区の私の家の横にも2頭の雄が迷い込んできたことがあるほどだ。

「お、潜水艦のごとく、草むらに忍び寄る角部隊?」

「食欲旺盛な若鹿だねえ」

ここ世界遺産の知床ではエゾシカの天国である。
たまにヒグマに襲われる鹿もいるが、人間は手を出すことが許されていない。
なので、人間を見ても恐れることはない。
「この草はうまいなあ」
知床での星空撮影は断念、せっかく下界は晴れているのだから場所を移動し、挑戦することにした。
「やっぱり、摩周湖かな」
どうしてやっぱりか自分でもわからないが、何となくである。
過去に摩周湖付近で撮影を試みたことがあるが、今まで晴れた試しがなかった。
不意に再び挑戦したくなった。

太古の昔は2,000m級の富士山のような山だったらしいが、巨大噴火により造られた典型的なカルデラ湖。

急に深くなり、透明度の良さにより「摩周ブルー」となる神秘的な湖である。
展望台から湖面までは断崖絶壁で、とても降りることは出来ない。
まさに神秘の湖である。

摩周第3展望台から反対の方角を見ると、「硫黄山」が見える。
この辺一体は火山地帯=温泉がたくさんあるのである。
夜は裏摩周展望台に陣取った。
人が来ないのと、街明かりがまったく無いからだ。
要するに、夜に単独で野外活動するにはかなり怖い。
森は漆黒の闇となり、あちらこちらで「ガサッゴソッ」と大型動物の気配が充満してくる。
たぶん「鹿」だろうが、もしそれでなければまずいよな・・・と撮影も気が散るので
ある。
このような「恐怖心」は、アラスカではあまり気にならないのであるが、北海道での撮影の方が気持ちが悪いことが多いのだ。

弟子屈(てしかが)の街の明かりが邪魔。
その方向は「夏の銀河」が通過して、西の空へ向かって行く通過点。

でも上を見上げると、久々に見る「気持ちのいい満天状態」。
やっぱり無条件にいいなあ。

「暁の銀河」一番のお気に入りの一瞬で過ぎる時間帯。
東の空からみるみる明るくなって、星空も吸い込まれていく。
気持ちのいい満天魚眼レンズによる「裏摩周湖満天壁紙」を作りました。
「深夜満天バージョン」と「うっとり暁バージョン」の2種類です。
解像度は1280x1024のみです。
パソコン画面を見て癒されたいときに、どうぞお使いください。
「壁紙ダウンロード」
・・・・
9月上旬、羅臼から札幌へ戻る際、深夜、大雪山の縁を越える「石北峠」付近で、鹿の群れを発見。徐行し、クラクションを鳴らしながら通過しようとした瞬間、反対側の茂みから別の鹿が群れに合流しようと私の運転する車に激突。
ライトが光っていようが、音が鳴っていようが、鹿にはまったく関係ないのである。
所詮、鹿は「馬鹿」なのである。
私はある医療系の仕事のため、月に一度程度、世界遺産「知床」の羅臼に出向している。
8月下旬、この準定期の仕事を終えてから、知床や摩周湖付近など、道東にちょっとした取材の旅をした。
実は11月末からコニカミノルタプラザ”満天”で、ヒーリング番組「オーロラダンス」がスタートするのだが、このためにどうしても撮っておきたい映像を撮影する目的があったのだ。
しかしそれは、天候がすっきりしてくれないと撮りにくい対象である。
一応、一週間をこの取材のために当てていたが、全うできるだろうか・・・
二晩、知床峠で満天の星空を狙った。
ところが、下界は晴れているのだが、知床連山の上の方は、見事に雲がべっとりへばりつき、二日間その傾向が変わることが無く、峠付近は視界のきかない雲の中だった。

気晴らしに、知床五湖を散歩する。

この季節、観光客が多く、正直言ってこの辺を散歩したくらいでは、知床本来の自然の静けさを楽しむことは出来ない。
ここ知床に限らず、今ではほぼ北海道全域にエゾシカが見られる。
ちなみに数年前、札幌市中央区の私の家の横にも2頭の雄が迷い込んできたことがあるほどだ。
「お、潜水艦のごとく、草むらに忍び寄る角部隊?」
「食欲旺盛な若鹿だねえ」

ここ世界遺産の知床ではエゾシカの天国である。
たまにヒグマに襲われる鹿もいるが、人間は手を出すことが許されていない。
なので、人間を見ても恐れることはない。
「この草はうまいなあ」
知床での星空撮影は断念、せっかく下界は晴れているのだから場所を移動し、挑戦することにした。
「やっぱり、摩周湖かな」
どうしてやっぱりか自分でもわからないが、何となくである。
過去に摩周湖付近で撮影を試みたことがあるが、今まで晴れた試しがなかった。
不意に再び挑戦したくなった。

太古の昔は2,000m級の富士山のような山だったらしいが、巨大噴火により造られた典型的なカルデラ湖。

急に深くなり、透明度の良さにより「摩周ブルー」となる神秘的な湖である。
展望台から湖面までは断崖絶壁で、とても降りることは出来ない。
まさに神秘の湖である。

摩周第3展望台から反対の方角を見ると、「硫黄山」が見える。
この辺一体は火山地帯=温泉がたくさんあるのである。
夜は裏摩周展望台に陣取った。
人が来ないのと、街明かりがまったく無いからだ。
要するに、夜に単独で野外活動するにはかなり怖い。
森は漆黒の闇となり、あちらこちらで「ガサッゴソッ」と大型動物の気配が充満してくる。
たぶん「鹿」だろうが、もしそれでなければまずいよな・・・と撮影も気が散るので
ある。
このような「恐怖心」は、アラスカではあまり気にならないのであるが、北海道での撮影の方が気持ちが悪いことが多いのだ。

弟子屈(てしかが)の街の明かりが邪魔。
その方向は「夏の銀河」が通過して、西の空へ向かって行く通過点。

でも上を見上げると、久々に見る「気持ちのいい満天状態」。
やっぱり無条件にいいなあ。

「暁の銀河」一番のお気に入りの一瞬で過ぎる時間帯。
東の空からみるみる明るくなって、星空も吸い込まれていく。
気持ちのいい満天魚眼レンズによる「裏摩周湖満天壁紙」を作りました。
「深夜満天バージョン」と「うっとり暁バージョン」の2種類です。
解像度は1280x1024のみです。
パソコン画面を見て癒されたいときに、どうぞお使いください。
「壁紙ダウンロード」
・・・・
9月上旬、羅臼から札幌へ戻る際、深夜、大雪山の縁を越える「石北峠」付近で、鹿の群れを発見。徐行し、クラクションを鳴らしながら通過しようとした瞬間、反対側の茂みから別の鹿が群れに合流しようと私の運転する車に激突。
ライトが光っていようが、音が鳴っていようが、鹿にはまったく関係ないのである。
所詮、鹿は「馬鹿」なのである。








COMMENT (2)
投稿者:hiroko.K 2009.09.27
こんにちは!
美しい星空をありがとうございます!
私も
知床&裏摩周行ってきました。
晴れ渡る星空に息を呑み
見上げた瞬間
流れ星に出会いました。
ほんの
一瞬の出来事でしたが
強い光を発して消えていきました。
もちろん
願い事など唱えるまもなく!!
自然の美しさは
言葉にかえがたく
哲也さんの写真はいつも
とぎすまされた空気感を感じます。
ありがとうございます!
投稿者:NAO 2009.09.29
やっぱり摩周湖はすてきですよね!!
こんな星空を見られる中垣さんが、ほんとうにうらやましい・・・。
こんな空を見ることができたら、生きてて良かった・・っていう気持ちに慣れそうです。
今度、然別湖の夜の空も見たいなあ~。
がんばってください!!